サガン鳥栖 ２−３ サンフレッチェ広島

サンフレッチェの鳥栖との相性は凄く良い。
だが、セカンドステージ優勝を狙える位置にいる鳥栖。
そんなサガン鳥栖との林ダービー。

ワイドに右左にサイドチェンジやロングパスを多用して攻めるサンフレッチェ。
実は丸谷がDFラインに降りてこずに、高い位置にいて、それで青山がフリーになりがちということもあったようだ。
可変４バックじゃなく、３バックでパスを回してる。

１０回サイドチェンジのパスを通したら、１点と交換してくれるんじゃないかという勢いで左右にロングパスを通していく。
良い感じで攻めれてる。
……だが、チャンスを決めれていない。ウタカ滑るし。
鳥栖も慣れてきたか?
というきざしを感じ始めた34分。塩谷の無回転ロングシュート決まる。

いやはや。
鳥栖戦では、なんだか凄いシュートが見られる伝統があるなあ。寿人、山岸、青山に続いて、塩谷も。

先制したサンフレッチェ。
だが、右サイド、ミカは痩せたクロちゃんみたいな吉田豊の守りにちょっとやりにくそう。

後半。雨脚が強くなる。
セットプレイから失点……いや、オフサイド。フィッカデンティ退席。
どうかな？ビデオ見直してみたら、やっぱりオフサイドかな。
ただ、セカンドステージ優勝を狙うには、絶対勝ちたい鳥栖の空気を感じる。
たとえ退席してでも、この試合が勝負ポイントなんだろな。

そして鳥栖の攻撃圧力が高まってくる。危険。
守るサンフレッチェ。苦しくて、ただ大きくクリアせざるを得ない時間帯に。

凌げるか？

そんな時間帯だったが、追加点がサンフレッチェに。
ウタカがDFラインを抜け出してゴール。
オフサイドか？とも見えたけど、茶島が触ってないと判断したのかな。
前半から鳥栖はラインズマンとの相性も良くない。

さらに３点目。
茶島がペナで冷静に切り替えしてゴール。

3点リード。
決まった……という時間帯が流れる。
だが、これで終わらなかった。

まずはCKから、谷口が1点返す。
ショートコーナーで富山のクロスだったんだよな。

豪雨。監督退席。
波乱を含まれた試合になる空気。

アドレナリンの出ているサガン鳥栖。
さらにキムミヌに決められて1点差。

どうにかして流れを変えたい。

連続CKで少し落ち着きを取り戻す。
清水を右サイドに入れる。右サイドの守備でも流れを変えたい。

ただ、再び鳥栖の時間帯が来る。圧力を感じる。脅威。空気を作られている。

テンションの高い時間が続く。
リードしているのだから、こっちはほんの少し冷静になるべきだが……空気がな。

やばいやばいやばい。
アディショナルタイムは５分。CKで、鳥栖のGK林もあがってくる。

なんとか、なんとか、なんとか。
なんとか逃げ切って勝利。
は〜、テンション高い試合だった。

あと、
うどん。鼻息。馬の視野。千葉の塩谷へのスライディングはレッド。
ウィニングイレブンじゃん。
マスカラコンタクトがズレる。
以上、この試合の解説、玉乃淳ワールド。特に茶島がお気に入りだったようで。

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