天皇杯 ヴァンフォーレ甲府 1−1(5PK4) サンフレッチェ広島 [サンフレッチェ]
天皇杯決勝。
相手はJ1を次々と倒して勝ち上がってきたヴァンフォーレ甲府。鹿島ホームでも勝ってきてる。
一方、J2では苦戦している。
うーむ。強いけど、それほど強くもない。難しい相手。
ただ、決勝戦の舞台は日産スタジアム。
甲府ホームの小瀬ではない。あそこはとてもむずかしい。その記憶は刻まれている。
でも今回はいけるのでは。
サンフレッチェの天皇杯はいつも完敗の準優勝だけど今回こそはいける。
失点。ショートコーナーから。
ボールキープしようとするヴァンフォーレなら、サンフの前からの守備が機能するかと思ったのだが、奪われて奪って奪われてのとこで優位に立てず。苦しい前半だった。
そこで五分五分だと、最後にボール奪ってカウンターになるほうが優位になる。つまり五分五分。
そしてサンフがボール持った時、ヴァンフォーレの守備が待ち構えた中でのクロスが多かった。
まあでも、前半の最後のほうで、早いパス回しでスペースをついて動かしていくいつもの状態には持ち込めたかな。
そして後半。
堅い守備に苦しむ。2失点目の怖さを感じつつ、良いとこまで攻め込んでいけている。
そして同点。川村拓夢!いつものだ。
これで優位に立ったか?
この流れにのって逆転ゴールを決めたかったのだが、エゼキエウが負傷。交代枠は延長に入るまで使えない状況。
前の方でゆっくり歩くしかできないエゼ。
とはいえ、相手DFは完全に無視するわけにもいかない。
ここで決めたい……いや、延長まで行けば……この残り時間で失点するのは厳しい……でも延長に入ると甲府も手を打てる……。
いろいろ計算しながら観戦。
そして90分終了。延長戦だ。
延長戦。1失点しても追いつくチャンスは有る。
そういう意味では気が楽だが、ここで決めないとPK戦になるかもしれないと思うと……苦しい。
スコア動かないまま延長戦は続いていく。
ヴァンフォーレはクラブのレジェンド山本英臣が112分にIN。
サカつくで初期の選手獲得して結構ベテランになるまで使ってたなあ山本英臣。
ドラマはここから始まった。
4分後、その山本英臣がハンドでPK。
決めればサンフレッチェ天皇杯がほぼ決まる。
蹴るのは満田。今年のサンフレッチェの強さを象徴する選手。
そして。
止められた。河田のビッグセーブ。
試合はそのまま終了。PK戦に。
先攻がサンフレッチェ。後攻がヴァンフォーレ。
PK。大迫が唯一苦手としている。苦手としていると思われているもの。
ただ、この緊迫した場面でそれが吉に転がることもあるかもしれない。緊張したほうが外すのもあるかもしれない。
PK戦。決めていく選手。
どちらのGKも止めれないが……大迫タイミングが合ってないか。どうだろう?ヴァンフォーレの選手はプレッシャーに苦しんでないか?
さきほどPKを止めたGK河田のイメージが強くなってくる。
4本目。川村拓夢。何度もチームをミラクル的に救ってくれた選手。
GK河田に止められる。
そして5本目。もう一度満田。今度は決める。
しかし、次を決められたら……。
5本目はさきほど絶体絶命のピンチの要因となった山本英臣。レジェンド。
決める。
サンフレッチェ。またしても天皇杯とれず。ここまで来ていたのに。
そしてヴァンフォーレ甲府。J1キラーとして天皇杯の伝説に。
劇的なほうに勝利が転がっていった試合となりました。
劇的なものが王になったのです。
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